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映画『恒星の向こう側』主演の福地桃子と共演の河瀨直美が最優秀女優賞

11月5日に第38回東京国際映画祭の授賞式が行われ、コンペティション部門に選出された映画『恒星の向こう側』(監督:中川龍太郎)に主演の福地桃子と共演の河瀨直美が、最優秀女優賞を受賞しました。
 
『恒星の向こう側』は、中川龍太郎監督が手がけた『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『四月の永い夢』に続く喪失と再生をテーマにした作品の最終章。母の余命を知り帰郷した娘・未知が、寄り添おうとしながらも拒絶する母・可那子と衝突を重ねながら、母を理解していく姿を描く。福地桃子が未知を、河瀨直美が可那子を演じています。
授賞式で登壇した福地は「自分が生まれ育った故郷で開催されている東京国際映画祭で、このような賞をいただきお話させていただけることに身が引き締まる思いです。」と喜びを表現。さらに、「映画を撮影したのはちょうど1年前。主人公・未知を演じるなかで、未知を追いかけ、溶け合うような時間を過ごしましたが、それは自分ひとりの力ではできませんでした。撮影を通して中川監督やスタッフ、キャストの皆さんが未知の内側を引き出してくれました。この映画は、自分の内側から出た言葉が刻み込まれた作品になっています。」と中川監督をはじめとしたチームへの深い感謝を述べました。
河瀨は「監督として東京国際映画祭に参加したことはあっても、俳優としてこの場に立つのは初めてです。」と語り、「娘の未知を演じた福地さんに対しては役作りのため、撮影前から徹底して冷たい態度をとっていましたが、最後の撮影ではお互いの温かみを感じて自然と涙が流れました。」と福地との撮影エピソードを明かしました。最後には「今回、私は俳優として中川監督の作品に参加していますが、私が監督した新作には中川監督が俳優として出演しています。立場を超えて繋がりあうこと、生きていること、それだけでも奇跡である日々を感謝したいと思います。」と締めくくりました。
 
 

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