メタバースの発展やe-スポーツの隆盛と共に改めて注目が集まるVR(ヴァーチャルリアリティ)。このヴァーチャルリアリティ空間と現実世界を通し、孫と祖父という歳の離れた二人の心の交流を描く本作。メガホンを取ったのは、『MIRRORLIAR FILMS Season1』の一編、『充電人』で疾走感溢れる映像と男女の人間模様を絶妙なバランスで描いた西遼太郎。主人公のゴウを演じるのは本作で主演を飾り、俳優としてのキャリアを着実に築く注目の俳優、山下幸輝。ゴウの祖父で、彼に最先端の建設現場を見せるきっかけとなるアキラを演じるのはお昼の顔として長年活躍し、俳優としての顔も持つ小堺一機。注目の俳優と名優の共演により、年齢差を越えて育まれる孫と祖父の心温まる映画が誕生した。